3月19日(火)
令和5年度の卒園式を無事に終えることができました。創立50周年ということで、園としては50回目の区切りの卒園式です。昨日の強風も止んで、少し寒いものの穏やかな日和のなかで式を行うことができました。
今年の年長組は、コロナ禍真っ只中でスタートした学年です。できない行事、縮小した行事があったり、学級閉鎖、学年閉鎖にご協力いただいたりしながら過ごしてきました。それでも次第に元の生活に戻り始め、年長組では、計画通りに1年間を過ごすことができました。あらためて、当たり前に保育ができること、生活ができることの大切さを実感するとともに、人と人とのつながりはどんな状況でも欠くことができないということも強く感じました。
先の見えない時代だからこそ、これから先、自分で考え、自分でやってみる力、挑戦する力が大切になってきます。集団生活の中では、人と関わる力はかかすことができません。こどもたちはたくさんの主体的な遊びを通して、しっかりとその力を身に着けてきてくれました。小学校という目先のことではなく、この先成長していく中で、きっとその力を生かして、自分の道を切り開いていってくれると信じています。
ホールでの式が終わってクラスでのあつまりの間に、園庭に鷺が飛んできていました。こどもたちの門出を祝ってくれていたのかもしれません。
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