5月31日(火)
ここのところ、年少組さんは、のりを使って輪飾りづくりを楽しんでいます。
年少組の制作は、少人数で行います。先生のまわりに3、4名が集まって、細かく説明をしながら、技術を身に着けられるように丁寧に見ていきます。こどもたちがやりたいと思ったときが、制作をするタイミングです。無理をして取り組ませるようなことはありません。こどもたちが自分でやりたいと思ったことは、少し難しいことでも頑張って取り組むことができるからです。先生の話を聞いたらできたという体験は、学年が進んで一斉指導が入ってきたときにも、しっかり先生の話を聞きこうという気持ちにつながります。何より、やりたことに夢中で取り組んでやりとげた体験は、次の「やってみたい」という気持ちにつながり、難しいことにも挑戦していこうという意欲につながります。学年が小さいときから一斉指導をしても、こどもたちには入ってきません。むしろ、年少組の時は丁寧な少人数での経験こそが、就学後の聞く力につながってくると考えています。
もちろん、クラスみんなで先生の話を聞く経験も、朝や帰りのあつまりを中心にたくさん経験しています。その中では、先生と応答的なやりとりも多くあります。少人数での制作、あつまりでの経験が合わさって、就学後の学習の基礎となっていくのです。
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