おたのしみ会を無事に終えることができました。3学期前半は、おたのしみ会の活動を楽しむ毎日でした。
年少組は、表現遊びで登場する動物になりきるとことからスタートし、楽しんでいる様子を保護者の皆さんにみてもらうことを期待して、練習に取り組んできました。本番、幕が開いた時のたくさんのお客さんにびっくりしつつも、実際にやってみて、「おたのしみ会ってこんな感じ」と理解できたことと思います。
昨年のその経験を今年につないできているのが年中組。練習中はのびのびと、一方でマイペースで、楽しそうに練習に取り組んでいましたが、本番になると緊張感とともに、よそいきの表情でしっかりと劇を演じるところは、年少さんの時とは違いますよね。練習の時の勢いも、保護者の皆さんに見てもらいたかったところですが。
年長さんは、今までの園生活のまとめの意味合いもあります。友だちと協力して、「自分たちの劇」という意識をしっかりもって練習に取り組んできました。ある程度、劇が完成してきても、子どもたちから「ここをもっと練習したい」という意見がでてきたり、先生が今日は練習をお休みと思っていても、子どもたちから「今日もやりたい!」という声があがってきたり。話が複雑でも、自分たちで把握して、協力して劇を進めていく意識をもって取り組むことができました。初めてのおたのしみ会で緊張感いっぱいだったすみれ組さんから、練習以上の力を本番で見せてくれる年長組さんまで、その成長の様子を見ていただけたのではないでしょうか。
残念ながらインフルエンザが流行してきていて、欠席者も出てしまいました。先日のブログでも書いたように、本番だけがおたのしみ会ではなく、その過程で得てきたものに目を向けていただけるとありがたいです。どうしてもこの時期は欠席者が増えてしまうのですが、この3学期の成長の段階でしか得られないものもたくさんありますので、ご理解いただけたらと思います。
写真は、年長組の劇の様子です。
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