11月19日(木)
体操指導、最初のクラスうぐいす組は外で鉄棒に取り組んだのですが、そこで冷たい雨が降り出しました。2クラス目のひよこ組から急遽ホールへ移動。結局雨は降りやまず、残りのクラスはみんなホールでの体操指導となりました。
さて、お店屋さんごっこもだいぶ近づいてきましたね。各クラス、だいぶ品物もそろってきました。今年の年中組、年長組は、例年のようにクラスごとにお店を決めてから品物を作るのではなく、子どもたちが自分の作りたいものをつくっていく中で品物ができ、それをお店につなげていく、という形が多いのが特徴です。それだけに、子どもたちの主体性がそれぞれのクラスに強く表れているように感じます。もちろん、担任は様子を見ながら、子どもたちが制作の中で、いろいろな道具を使い、さまざまな経験ができるように配慮をしながら、環境構成を行っていきます。自由な制作のように見えて、そこにはいろいろな配慮があるわけです。
また、子どもたちのつくった品物は、見栄えがよくないものもあるかもしれません。それでも、それはすべて子どもたちが自分たちの力で作り、納得して作り上げた品物です。教員が力を貸して、見栄えの良い作品に仕上げることは簡単ですが、それでは本来の制作の意味がなくなってしまいます。品物の中から、子どもたちのアイディアや努力、成長の跡を認めていただけたらありがたいと思います。
写真は年少組の様子です。初めてお店屋さんごっこを経験する年少組は、他の行事同様、お店屋さんごっこがどんなものなのか知るところから始まります。品物作りも、子どもたちとどんなものが作りたいか対話をしながら、どちらかといえば担任主導でアイディアを出し、制作を行いました。子どもたちが興味を持って、「作ってみたい!」と思うような身近な品物を取り入れたようです。品物ができたら、次は本番のお店屋さんごっこに向けての導入です。ひよこ組の様子は、たくさんのお店の描かれた大型絵本を見ているところ。ちどり組の様子は、実際にお店屋さんごっこ用のお金や財布を使って、売り買いを楽しんでいるところです。
| 固定リンク
コメント