5月14日(木)
幼稚園には、実の食べれる草木がたくさんあります。初夏を迎えて、いくつかの実が食べごろになっています。
園庭のアサガオの鉢とならんでいるプランターはイチゴです。鳥もねらっているので、なかなか食べごろの実には出会えないのですが、今日はめずらしく見つけることができました。あるお友達と一緒にいただきました。皆さんも探してみてください。運が良ければ見つけられるかも。
そして、ふれあいの森、ホールのウッドデッキからみて右手に、3種類の実がなっています。手前から、うぐいすかぐら、桑、グミの順番です。それぞれ食べごろになっていて、午後からふれあいの森に出かけた子どもたち、昨年も食べた記憶を思い出して、さっそく見つけて味わっている子もいたようです。
まだみのっていない実は、白かったり、緑だったり、採って食べてみてもおいしくありません。「それはおいしくないよ」と教えてあげるのもいいのですが、実際に食べてみて経験することも大切なのかもしれません。「まだ緑のイチゴはおいしくない、もう少し待っていたら赤くなっておいしくなるんだ」と実際に五感で学んだことは、きっと子どもたちにとって大きな財産となると思います。赤くなるのを待って期待していたら、鳥が食べてしまったのか、誰かお友達が見つけたのか、なくなってしまった…。それは残念なことですが、これも大切な経験ではないでしょうか。実際に経験する様々な出来事は、無駄になることはひとつもありません。幼稚園生活の中で、多くの体験をしながら成長していってほしいと思っています。
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