5月31日(日) 第3回里山クラブ 父子遠足
今回の里山クラブは、初めての試みとして「父子遠足」にでかけました。幼稚園の遠足というと、子どもたちだけで出かけるか、お母さんと一緒の親子遠足というのが主流ですが、せっかく里山クラブというお父さんたちの集まりがあるので、今回は父親と子どもたちだけで一緒に遠足に出かけてみよう、ということになりました。四街道の里山を歩くという企画で、文字通り「遠足」、およそ5kmの道のりを歩きます。里山クラブに登録しているご家族の中から、10家族、総勢30名が今日の遠足に参加しました。
集合はJR四街道駅。不安定な天気という予報でしたが、空は明るく、気温も涼しく快適です。まずは路線バスに乗って出発地点へ。10分もたたないうちに小名木坂下のバス停に到着。かっぱ寿司さんから総合公園方面へ県道を下って行ったところが小名木坂下。そこから横の農道に入って、小名木川沿いを進んでいきます。川沿いには田んぼが広がり、左手奥には深い森を見ることができます。右手は、土手を登ればすぐに住宅地。生活の近くに、本当にのどかで豊かな自然が残されていることを改めて実感します。
歩き始めて、すぐにお出迎えをしてくれたのは2匹のヘビでした。他にも、おたまじゃくしやカエル、蝶、トンボ、かたつむり、テントウムシ、カモやキジといった鳥たち、いろいろな生き物と出会いました。夏になればホタルも飛ぶそうです。道端には、さまざま花や植物も。途中、桑の実を見つけて味見もさせていただきました。田んぼ、畑の脇、木々のトンネルの下を通る、とても気持ちのいい道です。お父さんたちも、子どもたちも、いろいろな発見に夢中になり、あっというまに時間は過ぎていきました。
1時間半弱歩いて、メダカ池(ムクロジの里)に到着です。昨年の里山クラブでホタルの観賞会に来たのがここ、メダカ池です。ここでお弁当を食べます。お父さん手作りのお弁当というお家もあったようで、たくさん食べてゆっくり休みました。お楽しみのおやつも食べて、それからザリガニ釣り。細い竹や枝で作ったつりざおに餌のスルメをつけたものを貸していただいて、親子で楽しみました。お父さんも子どもたちも、同じくらい力が入って楽しんでいたように感じます。初めての経験の子もいたのでは?自然の中で、ゆったりとした時間が流れていきました。
食べて、遊んで、メダカ池で1時間半程度過ごしてから再度出発。JR物井駅を目指します。農道半分、車の通る道半分、のんびり歩いて、およそ40分で物井駅に到着。長い道のりでしたが子どもたちもしっかり歩くことができました。まだまだ元気一杯「帰りたくない!」という子もいましたね。最後は電車に乗って四街道駅へ戻ってきて解散です。雨もパラパラと降ったものの、特に濡れるようなことはなく、むしろ日差しのない分、快適に歩くことのできた1日でした。
初めての試みでしたが、事故や怪我もなく、とても楽しい1日となりました。今回は、昨年お子さんが卒園した里山クラブのメンバーMさんに、コースの設定や注意点などいろいろと企画、ご指導いただきました。本当にありがとうございました。
ぜひ来年も父子遠足行いたいですね。また、この他にも今日のような企画を里山クラブでできたらいいなと思っています。ちなみに里山クラブでは随時メンバーの募集を行っています。里山クラブに興味をもたれた方は、在園児のお父さんなら誰でも参加できますので、気軽に声をかけてくださいね。
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