11月1日(土)
<願書受付と面接>
11月1日は毎年、願書受付の日です。例年は次の土曜日に面接になるのですが、今年は1日が土曜日なので、願書受付、即、面接になってしまいました。面接といっても、学校とは違って、こちらがどんな子が来るのかなと知ることと、子どもにとっては幼稚園になじむということがねらいですが、初めての幼稚園。親子共におしゃれをして、緊張してやってきます。私たちもちょっぴり緊張。まだまだ3,4,5歳児ともに入れますので、連休の初日だからと、ゆっくりなさっていた方はどうぞ、来週にでもお越しください。また、迷っている方がいらっしゃいましたら、お勧めください。手続きのすんだ方は、園庭開放はもちろん、普段の日でもお天気のよいときには園庭で遊べます。いらっしゃいましたら、職員室に一声かけてください。
<秋のふれあいコンサート>
夕方からはジャズピアニストの大原保人さんをお迎えし、「秋のふれあいコンサート」です。さつき幼稚園は実は、夜の姿もとても美しく出来ています。外からみても、長く続く廊下、暖かい照明、不思議な魅力があります。「たけのこホール」は竹やぶのライトアップもあり、工事中、工事している人たちが夜遅くなると、建設中のホールの中で「昼しか使わない幼稚園にはもったいないなぁ」とくつろいでいたものでした。そこでそれを、幼稚園ばかりではなく、地域の皆さんにもご紹介しょうと、昨年7月大原さんをお迎えし「たなばたコンサート」を行いました。大好評で「今年もやってください」との声が多く、今年は「四街道市地域家庭教育事業」の一環として行うことにしました。地域や、四街道小学校にもお知らせしましたので、幼稚園の園児や保護者ばかりではなく、ちょっと年齢が上の世代の方からも沢山申し込み頂き、130人ほどが集り、ホールはいっぱいでした。
大原保人さんは3歳のころからピアノに向かい、東京芸術大学在学中にジャズに出会い、それいらいこの道一筋という方で、昨年には千葉県文化功労者として表彰されました。千葉県はもちろん、海外でも活躍され、CDもたくさんあります。また、小学生、中学生と一緒に活動されたり、とってもやさしい方です。昨年も「子どもたちが静かに聴けなくて」といいましたら「子どもも楽しんでくれれば前に出てきてもいいんですよ」と言っていただきました。
6時半開演ですので、6時ころから、いろいろな世代の人々がぞくぞくと集りました。園児たちもいつもとはちょっと違う雰囲気に神妙に座っていました。
「3歳からピアノを弾いていて、続けてきたということから今の姿があるのです。みんなゆっくりと聴いてください」という大原さんの言葉に続き、まずは「きらきらぼし」みんなの良く知っているメロディーが様々に変化し、きらきらとした音にみんなうっとり。つづいて「アマポーラ」アマポーラはけしの花だそうです。そして「枯葉」「リパブリック讃歌」と続きます。「ディズニーメドレー」では「虹のかなたへ」「星にねがいを」「小さな世界」「ミッキーマウスマーチ」も聴こえました。良く知っている歌が次々と変身していきます。大原さんのしっかりとしたテクニックと暖かい人柄から生まれる音楽は皆を感動させます。
「前へでてきてもいいんだよ」という大原さんの言葉もあり、最後の「浜辺の歌」「荒城の月」では子どもたちは少しずつ前へ出てきて、最後にはピアノの周りを囲み、ピアノの中を覗いたり、大原さんの見事な指の動きを見たり、音楽に合わせ動いたり。子どもたちに囲まれ演奏される大原さんの姿もとっても素敵でした。
幼稚園にたくさんあるピアノ。保育でもいろいろなところで使われています。子どもたちも大好きです。でも大原さんの手にかかると、ホールのグランドピアノも喜んで、一緒に歌っているように見えす。ホールにいるいろんな世代の人々が1つになり、音楽に酔った1時間でせいた。世代によりそれぞれ違った感動があったことでしょう。来てくださった方々ありがとうございました。
来年も是非と大原さんにはお願いしました。何か他の企画もありましたら、出来るときにはご協力したいと思っています。ご相談ください。
| 固定リンク
コメント