7月12日(土)
幼稚園のこととはちょっと離れるのですが…。
今日は、幼稚園の田んぼ作りのご指導をしていただいている『四街道食と緑の会』が主催している「田んぼの学校」の水田の除草作業がありました。今年、私は田植えに続いて2回目の参加です。
田んぼの学校の水田は、もちろん無農薬です。先月も除草作業をしたそうですが、雑草はかなり生えてきていました。手押しの除草機を使いながら雑草を田の中に埋めていきます。稲の周りの雑草などは、手作業で取り除いていきます。朝から日差しが強く、暑かったのですが、裸足で入った水田は心地よく、自然の中で気持ちよく汗をかいて作業をすることができました。
それでも作業自体は重労働です。休日の素人の体験ですので、気持ちがいいなんていうことができますが、農業を生業としている方々はそんなことはいってられないでしょう。改めて「無農薬」という言葉の重さを感じました。
また、道具のありがたみも感じます。少しでも作業を楽にするために人が知恵を絞って作った道具を使うと、手作業のみのときと比べて、効率が断然違います。米糠を使った除草がうまくいった水田もありました。このような知恵は改めて素晴らしいと思います。
米作りに詳しい方々にとっては当たり前のことかもしれませんが、まったくの素人の私としては、実際にこのような体験をすることで、いろいろなことを感じ、考えることができました。いろいろなことを実際に体験してみることは、子どもにとっても大人にとっても、変わらず大切なことなのでしょうね。
田んぼのあるあたりは本当に自然の豊かなところです。今日1日でも様々な生き物を観察することができました。このような自然が身近に残っていることはとてもうれしいことです。先日、コメントをいただいた蛍の観察ができるのもこのあたりです。四街道市も急速な宅地化で少しずつこのような自然が失われてきていますが、このあたりは子どもたちのためにも、本当に今後も大切にしていきたい風景であると感じました。
本当に暑く、夕方には激しい雷雨もありましたね。夏を感じた1日でした。明日は園庭開放です。泥遊びとシャボン玉を計画しています。午後から時間のある方は、ぜひ幼稚園に遊びに来てくださいね!
小島孝昭
| 固定リンク
コメント